掛ふとんのお手入れについて
掛ふとんのお手入れQ&A
掛ふとんは、こまめなお手入れによって気持ち良く使うことができます。
日頃のお手入れ方法から、長期の保管の仕方までをご紹介します。
Q, 日頃のお手入れは?
A, 天気の良い日には、干して湿気を逃がしましょう。
干す時間は、空気が比較的乾いている午前10時~午後3時までの間に。
素材によって干し方、干す回数や時間が変わってきますので、下記の表を参考にしてください。
直射日光を嫌う素材もあるので、取扱い絵表示等でよく確認し、正しい方法で干しましょう。
毛布は、普段は風通しの良いところで陰干しするだけで十分です。
Q, 掛ふとんは、たたいていいの?
A, ベランダにふとんを干して強くたたいている人を見かけますが、これは詰め物の繊維がちぎれて、ふとんが傷む原因になります。
ホコリをとるだけならブラッシングで十分。掛ふとんのホコリやダニが気になる場合は、掃除機にふとん用ノズルをつけて吸い取りましょう。
Q, 汚れてしまったら?
A, 汚れが部分的なものであればすぐにつまみ洗いし、十分乾燥させてください。汚れがひどい場合はクリーニング店に相談しましょう。
最近はご家庭で丸洗いできるものも増えています。
洗う際には、家庭で洗えるか洗えないか、洗濯機か手洗いかなどを取扱い絵表示で必ず確認してください。
洗濯機を使用する場合は、弱水流でやさしく洗い、脱水後はすぐに干しましょう。
Q, 毛布のお手入れは?
A, まず、家庭で洗えるものか洗えないものか、洗濯機で洗えるか手洗いかを、取扱い絵表示でしっかり確認しましょう。
洗濯機で洗う場合は洗濯ネットに入れ、弱水流でやさしく洗い、脱水後はすぐに干しましょう。
湿ったまま放置すると、シワやにおい、色移りなどのトラブルの原因となります。
タンブラー乾燥は縮みの原因となりますので避けてください。
クリーニングに出した毛布はムレを避けるため、ビニール袋から出して保管してください。
Q, 保管方法は?
A,
長期間保管する場合は、ご家庭でのお洗濯やドライクリーニングを行い、ふとん袋や使い古したシーツなどにくるみ、防虫剤を入れて、湿気のこもらない風通しの良いところで保管してください。
洗わない場合は、干して湿気を逃がしてからしまうと良いでしょう。
Q, カバーのお手入れは?
A, 肌に触れ、汗や皮脂を直接吸収するカバーやシーツは、こまめにお洗濯しましょう。
ふとんを汚さないためにも週1回くらいは取り替えたいところです。
特に汗をかきやすい梅雨時期や夏場などは、よりこまめにお手入れしましょう。
タオルケットはこまめにお洗濯を!
汗をよく吸うタオルケットはこまめにお洗濯し、いつも気持ち良く使いましょう。
お洗濯の際には、ホックやファスナーなど、引っかかりやすいものがついた洗濯ものとはなるべく一緒にしないように。
また色落ちすることもあるので注意しましょう。
タンブラー乾燥は、縮みや繊維抜けの原因となるので避けてください。