インテリア|カーテン
オーダーカーテンを選ぶときのポイント
小さな生地サンプルだけを見て決めない
よくあるトラブルですが、カタログを見て白を選んだのに、実際はアイボリーだったということがあります。
小さな生地見本だけで決めてしまうと、実際に出来上がってきた際にイメージしていたのと色が違うということになってしまいます。生地が大きくなるにつれ、色が濃く見えるのです。
必ずショールームや店頭に飾られているカーテンの大きな見本を見て、生地の色と柄、触れた時に感じる生地の柔らかさ、光の透過具合、シルエットの透け感など、本当に好みのものかどうか、確認しましょう。
カーテンは3年・5年・10年と空間を毎日彩るものです。だからこそ、実際に見て触れて感じることが大切です。
自社縫製工場のある専門店を選ぶ
オーダーカーテンを長く大切に使っていくには、丈直し、巾直しなどのメンテナンスがとても重要になってきます。
そんなとき、すぐに相談にのってもらえて、対応も早く、価格的にも安心なのは、自社の縫製工場を持っている専門店です。
こうしたアフターフォローはハウスメーカーやカーテン量販店にとっては1番苦手とするところです。自社工場を持つことは、経費的にも困難であるので、どうしてもメンテナンスをメーカーに頼りがちになります。
そうなると、メーカーに依頼している分、コストの面と納期に時間がかかることがあります。
相見積もりする
相見積もりとは、複数の会社へ見積もり依頼をすることです。最低2社の価格やサービス内容を比較しましょう。
せっかく高い金額を出すのですから、提示された価格やカーテンの質などを比較、検討しながら、より良い選択をしましょう。
採寸・レールの取付はできるだけプロに任せる
意外に簡単で誰でも出来そうな採寸ですが、ひとつ間違えただけで、「幅が足りない」「丈が短すぎる」などといったことが起こってきます。
そうなってからでは遅いので、余分な費用を掛けるよりは、やはりプロに頼む方が賢明です。
レール取り付けは生地を選んでから
大手のハウスメーカーでは、合理性追求のあまり、カーテン生地のイメージ(モダン、エレガント、トラディショナルなど)がわかる前に、おまかせのカーテンレールを先行して取り付けてしまいがちです。
カーテンレールの設置をカーテン生地を選ぶ前にしてしまうと、例えばレールはシンプルモダンでカーテンはエレガントという風に全体がアンバランスになってしまうのです。
カーテンレールは基本的にわき役と考えて、先に生地を選ぶようにしましょう。